酸熱トリートメントの適切な頻度・回数は?美髪をつくるための注意点を解説
2024/02/28こんにちは!髪質改善が得意な美容院ENORE(エノア)です!
酸熱トリートメントとは、髪の毛に酸性のトリートメント剤をつけて熱を加えることで、髪の内部に新しい結合を作り、ダメージを補修する髪質改善の方法です。
髪の毛がサラサラになり、くせやうねりが緩和されます。
しかし、酸熱トリートメントをするときには、適切な頻度や回数を守ることが大切です。
頻度や回数を間違えると、髪に逆効果になったり、トリートメントの効果が出なかったりすることもあります。
そこで、この記事では、酸熱トリートメントの適切な頻度や回数と、美髪をつくるための注意点を解説します。
酸熱トリートメントを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
酸熱トリートメントを受けるベストな頻度は1か月~1か月半
酸熱トリートメントのベストな施術間隔は、おおよそ1か月から1か月半ごとです。
酸熱トリートメントは縮毛矯正と異なり、その効果は半永久的ではなく、通常1か月から2か月程度続くと言われています。
そのため、酸熱トリートメントの効果を維持するためには、大体1か月から1か月半ごとに施術を受けることが必要となります。
効果が完全に消える前に定期的に施術を受けることで、髪の美しさを保てます。
酸熱トリートメントは回数に注意!3~5回までが目安
酸熱トリートメントは過度に行うと髪が硬くなる可能性があるため、施術の回数は3~5回程度に抑えることがオススメです。
酸熱トリートメントのベストな頻度や回数を守らずに繰り返し頻繁に受けると、「過収れん」という現象が起こり、髪が硬化する可能性があります。
この「過収れん」が発生する原因は、多くの酸熱トリートメントがpH1~3の「強酸性」であることにあります。
強酸性の場合、アルカリ性とは異なり、キューティクルは開かず、髪は逆に過度に引き締まります。
これが髪を硬くし、キシキシとした感触を引き起こす「過収れん」です。
そのため、過度な頻度や回数の酸熱トリートメントは、髪に大きな負担をかける可能性があります。
▼酸熱トリートメントのメリット・デメリットについて、詳しくはこちら
酸熱トリートメントで美髪をつくるコツ
酸熱トリートメントで美髪をつくるコツをご紹介します。
具体的には、以下の5つのポイントを意識するようにしましょう。
- 酸熱トリートメントに向いている髪質を知る
- 施術当日はシャンプーをしない
- セルフでカラーをしない
- アイロンは時間を置いて150度以下で使う
- プールや海はなるべく避ける
1つずつ詳しく解説していきます。
1.酸熱トリートメントに向いている髪質を知る
酸熱トリートメントは、髪質や状態により、合う合わないがあります。
自身の髪質や状態が酸熱トリートメントに適しているかを把握することが重要です。
以下の髪質の方には酸熱トリートメントがとくにオススメです
- 内部ダメージが強く、うねりや広がりが見られる方
- ブリーチ毛などでハイダメージがあり、縮毛矯正ができない方
- 定期的に白髪染めやカラーリングを行い、髪のダメージが気になる方
- くせが弱く、梅雨時期など一時的に髪を扱いやすくしたい方
- 髪質改善中で、ダメージを受けた毛先の状態を改善したい方
不安な方は、美容師に相談し、自分の髪質を正確に把握しましょう。
▼酸熱トリートメントが向いている人・向いていない人の詳しい解説はこちら
2.施術当日はシャンプーをしない
酸熱トリートメントを受けた当日は、シャンプーを控えてください。
シャンプーをすると、酸熱トリートメントによって形成された結合が再び緩む可能性があります。
そのため、結合が安定するまで、髪には刺激を与えないようにすることが大切です。
施術当日は美容室で髪をしっかりと洗っているので、自宅でシャンプーをする必要はありません。
少なくとも施術後24時間はシャンプーを避けることをオススメします。
3.セルフでカラーをしない
酸熱トリートメントとカラーリングは、同日に行うことはオススメしません。
なぜなら、酸熱トリートメントが酸性の性質を持ち、カラーリングがアルカリ性の性質を持つためです。
これらを同時に行うと、カラーリングの色味が落ちやすくなる可能性があります。
そのため、カラーと酸熱トリートメントの両方をしたい場合は、日にちを空けるようにしましょう。
4.アイロンは時間を置いて150度以下で使う
ヘアアイロンを使用する際は、酸熱トリートメント後、少なくとも2日間は間隔を空け、150度以下の温度設定で使用するようにしましょう。
酸熱トリートメントの成分が髪に完全に定着するまでの間にヘアアイロンを使用すると、効果が減少する可能性があります。
また、アイロンの熱は髪に直接ダメージを与えるため、通常よりも低い温度設定で使用することがオススメです。
5.プールや海はなるべく避ける
酸熱トリートメント直後は、プールや海はなるべく避けてください。
プールや海水には塩素や塩分など、アルカリ性の成分が多く含まれています。
これらは酸性の酸熱トリートメントと相性が悪く、トリートメントの効果を低下させる可能性があります。
そのため、酸熱トリートメント後は、できるだけ1週間以上、プールや海水に触れないようにしましょう。
繰り返し受けてもツヤ髪に!ENOREの弱酸性酸熱トリートメント
酸熱トリートメントは、薬剤と熱で髪質を変えるため、ストレート効果が高いぶん、繰り返すことで髪が硬くなるリスクがあります。
しかし、ENOREオリジナルの弱酸性酸熱トリートメントは、髪や頭皮と同じ弱酸性の薬剤を使用。
そのため、繰り返し施術を受けても、髪が硬くなるリスクはほとんどありません。
さらに、毎回の施術で髪は柔らかく自然な状態に仕上がり、ダメージリスクも大幅に低減します。
酸熱トリートメントが気になるけれど、
- 過収れんで髪が硬くなるのはいやだ
- 仕上がりが気に入ったら、何度でも受けたい
と思っている人は、ENOREの弱酸性酸熱トリートメントをお試しください。
【施術例】弱酸性酸熱トリートメントのBeforeAfter
では、ENOREの弱酸性酸熱トリートメントはどのような仕上がりになるのでしょうか。
ここでは、実際に酸熱トリートメントを施術したお客様の仕上がりをご紹介していきますね!
くせは強くないものの、うねり・広がりが気になっていたお客様。
弱酸性酸熱トリートメント後は、ストンとまとまるツヤストレートが実現。
ツヤ髪の証でもある、天使の輪もできました。
ブリーチ毛の痛みやパサつき、広がりが気になっていたお客様。
弱酸性酸熱トリートメントで髪ダメージを補修しながら、おさまりのよい髪質に改善しました。
まとめ
酸熱トリートメントの適切な頻度や回数と、美髪をつくるための注意点について解説しました。
酸熱トリートメントのベストな頻度はおおよそ1か月から1か月半ごとで、施術回数は3~5回がオススメです。
しかし一般的な強酸性の酸熱トリートメントは、繰り返し受けると、髪が硬くなるリスクも。
ENOREの弱酸性酸熱トリートメントは、髪と同じ弱酸性薬剤を使っています。
そのため、通常の酸熱トリートメントの回数に関するデメリットを解決!
繰り返し受けても髪が硬くならず、ずっと柔らかくしっとりした美髪をキープできますよ。
また、酸熱トリートメントは髪質によって向き不向きがあることを知っておくことも大切です。
具体的には、以下のような方が酸熱トリートメントに向いています。
- 内部ダメージが強く、うねりや広がりが見られる方
- ブリーチ毛などでハイダメージがあり、縮毛矯正ができない方
- 定期的に白髪染めやカラーリングを行い、髪のダメージが気になる方
- くせが弱く、梅雨時期など一時的に髪を扱いやすくしたい方
- 髪質改善中で、ダメージを受けた毛先の状態を改善したい方
酸熱トリートメントを受けるかどうか迷っている方は、髪質改善が得意なENOREにぜひご相談ください。