酸熱トリートメントでチリチリに?原因としなやかな美髪に導く対処法
2025/02/07
こんにちは!髪質改善が得意な美容院ENORE(エノア)です。
「酸熱トリートメントをしたら、髪がチリチリになってしまった」と困っていませんか?
もしくは、酸熱トリートメントを調べていたら「チリチリになる」という口コミを見かけた方もいるかもしれません。
酸熱トリートメントは、薬剤と熱を利用するトリートメントです。
一般的なトリートメントと少し異なるので、成功させるにはポイントを押さえておくことが大切です。
この記事では、
- 酸熱トリートメントでチリチリになった原因
- 酸熱トリートメントを成功させるコツ
- 酸熱トリートメントでチリチリになった髪をきれいにする方法
などについて解説します。
目次
酸熱トリートメントでチリチリになったのはなぜ?
酸熱トリートメントは、酸性の「薬剤」とヘアアイロンの「熱」を利用し、ダメージで空洞化した髪内部を補強します。

髪の状態や施術のやり方次第では、髪に負担がかかりチリチリになることも。
ここでは、酸熱トリートメントでチリチリになった2つの原因について解説します。
原因1.薬剤で髪が強く引き締まる「過収れん」
酸熱トリートメントでチリチリになったのは、薬剤によって髪が強く引き締まったからかもしれません。
多くの酸熱トリートメントは「強酸性(pH1~3)」の薬剤を使用します。

一方、健康は髪は「弱酸性(pH4.5〜5.5)」です。
髪が強く収縮する「過収れん」を引き起こす可能性があります。
過収れんは、ぞうきんをギューっと力強く絞ったような状態。
引き締まりすぎてダメージを受けると、髪の強度がなくなり、チリチリになることがあります。
原因2.熱で髪が硬くなる「タンパク変性」

酸熱トリートメントは、ヘアアイロンの熱を利用して、髪内部の結合を強固にする工程があります。
ヘアアイロンを当てる温度が適切でなかったり、過度に当てすぎたりすると、熱によって髪が硬くなる「タンパク変性」を起こします。
タンパク変性は、生卵に火をかけると、ゆで卵になるようなイメージです。
髪の強度や弾力が失われた結果、チリチリになることがあります。
酸熱トリートメントはチリチリになるからやめた方がいい?
チリチリになった原因を知ると「やめた方がいいかも」と思う方がいるかもしれません。
髪質改善が得意なENOREも、たしかに酸熱トリートメントにはリスクがあると考えています。
ただし、酸熱トリートメントは、一般的なトリートメントには難しい、髪内部の補強ができる大きな魅力があります。
成功すれば、格段に美しい髪に仕上がるんです。

次の2つのポイントを押さえることが大切です。
- 酸熱トリートメントのリスクを理解している美容師に施術をしてもらう
- リスクを抑えられる方法で酸熱トリートメントをする
したがって、美容院は慎重に選びましょう。
ホームページやSNSでメリットだけでなく、デメリットを伝えているかチェックしてみてください。
リスクを抑えられる酸熱トリートメントの方法は、次の章でお話しします。
酸熱トリートメントを成功させるコツは?
酸熱トリートメントのリスクを抑えて、美髪を手に入れるには「弱酸性酸熱トリートメント」をしましょう。
弱酸性酸熱トリートメントは、健康な髪と同じ「弱酸性」の薬剤を使用します。

酸熱トリートメントでチリチリになる原因の「強酸性」の薬剤を使用しないので、髪への負担が大幅に抑えられます。
ENOREがオリジナルで開発した薬剤を使用する弱酸性酸熱トリートメントは、
- もっちりとした弾力とツヤ感が手に入る
- 毛先までしっとりと潤いが加わる
- 繰り返しかけられる
- カラーの色落ちが少ない
のが魅力です。

きれいな髪になりたいけど、失敗しないか不安な方は、ぜひ弱酸性酸熱トリートメントをお試しください。
では、実際どのような方に弱酸性酸熱トリートメントを施すのか、次の章で紹介します!
弱酸性酸熱トリートメントに向いている方は?
弱酸性で髪に優しい髪質改善を実現しているENOREでは、ハイダメージ毛の中でもクセや髪の広がりが気になる方に酸熱トリートメントをおすすめしています。
- ダメージ毛でクセや広がりが気になる方
- 縮毛矯正経験がある方
- ブリーチでチリチリのビビリ毛になってしまった方
- 通常のトリートメントでのケアに満足できない方
また、酸熱トリートメントは、今現在「チリチリ」の髪へ施術できるケースもあります。
▼こちらのお客様は、ブリーチでチリチリになった髪が、見た目にはっきりと落ち着きました。

酸熱トリートメントでチリチリになった髪はきれいになる?
ここからは、「酸熱トリートメント後にチリチリになった髪のケア」についてお話します。
酸熱トリートメントでチリチリになった髪は、完全に元の健康な状態には戻りません。
髪は死んだ細胞の集まりなので、一度ダメージすると、ケアをしても肌のように回復することはないんです。
しかし、以下の画像のお客様のように、見た目や手触りをある程度よくしていくことは可能!

ただし、チリチリした髪の状態や、美容院がチリチリに対応できる施術があるかによっても変わります。
髪質改善が得意な美容院で、髪の状態を診断してもらうのがおすすめです。
チリチリ髪をきれいにするならENOREの「ハイダメージ対応縮毛矯正+髪質改善トリートメント」

ENOREでは「ハイダメージ対応縮毛矯正+髪質改善トリートメント」で酸熱トリートメント、さらにはパーマ・カラー・縮毛矯正などでダメージを受けてチリチリした髪をケアできます。
根元の傷みが少ない部分は、ダメージを抑えてごわついた髪をなめらかにする「弱酸性縮毛矯正」。
毛先のチリチリした部分は、タンパク質を補い髪内部を再構築する「髪質改善トリートメント」をします。
▼施術前のお客様。かなりチリチリして切れ毛も多く見られます。

▼「ハイダメージ対応縮毛矯正+髪質改善トリートメント」の施術後。

サラッとまとまりやすい髪になりました。
これで終わりではなく、ホームケアもしっかりしていくことが大切です。
ENOREでは、チリチリの状態に合わせて、メニュー変更の提案をさせていただくこともあります。
髪への負担が少ないメニューを用意していますので、チリチリで困っている方は、お気軽にご相談くださいね。
まとめ

酸熱トリートメントでチリチリになったのは、薬剤や熱によって髪に負担がかかった可能性が高いです。
しかし、酸熱トリートメントは、一般的なトリートメントには難しい髪内部の補強ができるので、成功すればとっても美しい髪が手に入ります。
酸熱トリートメントのリスクを十分に理解している美容師に施術してもらうことが大切です。
髪質改善が得意なENOREは、以下のメニューでしっとりなめらかな髪を目指せます。
- 髪への負担が少なくチリチリ髪を避けられる「弱酸性酸熱トリートメント」
- チリチリ髪の手触りをよくできる「ハイダメージ対応縮毛矯正+髪質改善トリートメント」
ぜひENOREで、思わず触れたくなる、しなやかな髪を目指しませんか?