ブリーチ毛に縮毛矯正は出来る?断られる理由とビフォーアフター実例を美容師が解説
2026/03/17
こんにちは!髪質改善と縮毛矯正が得意な美容院ENORE(エノア)東京店店長佐々木です。
「くせ毛も気になるけどハイトーンカラーにも挑戦したい!」そんな気持ちありませんか?この2つの望みを叶えるには縮毛矯正とブリーチどちらも視野に入ってくるわけですが、、、、
「そもそもブリーチ毛に縮毛矯正できるのか?」
「チリチリな『ビビリ毛』になるか心配」
「やりたいのにいつも断られるのはなぜ?」
など分からないことだらけ。そこでここからは皆さんにブリーチ毛の縮毛矯正についてお話ししていきたいと思います!実例や美容師の本音も踏まえてお話ししていくので是非最後までご覧いただけたら嬉しいです。

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目次
ブリーチ毛でも縮毛矯正が出来る場合がある!

ブリーチ毛でも縮毛矯正ができる場合はあります!!
ただし!!「髪質」「髪の状態」「ブリーチ回数」「髪の履歴」「使用する薬剤」などによって出来るかどうかは大きく変わってきます。
【ブリーチ回数別】縮毛矯正が出来る可能性
⭕️ブリーチ1回「出来るかも!」
髪の体力や状態次第ですがブリーチ1回だけでしたら出来る可能性が結構あります。特に元々髪が硬く、ダメージに強い剛毛タイプでしたら可能性が高いです。ただし、ブリーチなしの髪に比べて髪は大きく傷んでいますので
・薬剤調整
・アイロン温度や入れ方
・ダメージコントロールや毛髪コントロール
を慎重に判断・施術する必要があります。
🔺ブリーチ2回「難しくなってくる」
ブリーチ2回になると可能な場合もありますが「切れ毛」「ビビリ毛」のリスクが一気に上がります。その為美容師さんに断られる事も非常に増えます。
❌ブリーチ3回〜「縮毛矯正は難しい」
ブリーチ3回以上は基本的に縮毛矯正は難しくなってきます。
髪の強度がかなり落ちているので縮毛矯正をしてしまうと「ビビリ毛」になったり最悪は「髪がちぎれてしまう」なんて事もおきかねません。何とか縮毛矯正がかかったとしても、髪にストレート状態を維持する力が残っていないのですぐにうねりが戻ってしまう可能性も高いです。
その為縮毛矯正は出来れば控え、ブリーチ部分がなくなってから施術するのが安心です。
このようにブリーチ回数別の目安はありますがブリーチ回数に関係なくお客様によって髪の状態が大きく変わります。なので縮毛矯正が出来るか出来ないかは当日のカウンセリング時に実際の判断をしていきましょう!
美容師が見ている判断ポイント

では実際に「縮毛矯正が出来るかどうか」の判断をする時に美容師は主に5つのポイントを見ていきます。
✅髪の弾力(強度)
まず髪を引っ張った時にどれくらい弾力(しなやかさ)が残っているかを見ていきます。
・ゴムのように簡単に伸びる
・引っ張ると切れる
・引っ張った後髪が戻らない
この様に弾力がない場合はダメージがかなり進んでいる可能性があります。「弾力がない=強度が低い」ので、縮毛矯正をするとビビリ毛になる可能性が高いです。逆に
・引っ張ってもちゃんと戻る
・髪にハリがある
場合は施術できる可能性があります。
✅濡らした時の髪の状態
髪が濡れた時の状態もしっかりと見ていきます。
・濡らすとテロッと柔らかくなる
・コシがなくなる
・ドロッとしている
こういった髪はかなりダメージが強いです。薬剤の過剰反応が出やすく失敗しやすくなっています。
✅髪のダメージ状態
ブリーチをした髪は髪の場所によってダメージ状態が違う事が多いです。
根元・中間・毛先・前髪・顔まわり・襟足・トップ
など細かくダメージをチェックしていきます。縮毛矯正が出来そうな時は部位ごとにお薬や放置時間を変えたり、パサつき・広がり・切れ毛が多い部分に関しては縮毛矯正を避ける事もあります。
✅ブリーチ回数
ブリーチ回数はあくまでも目安で実際の判断は髪の現状を優先しますが、先ほどもご紹介したように
| ブリーチ1回 | 可能なケースがある |
| ブリーチ2回 | 慎重に判断 |
| ブリーチ3回 | 出来ないケースが多い |
とブリーチ回数が多いほど縮毛矯正が難しい傾向があります。
✅髪の履歴
施術履歴が複雑なほど施術の難易度と失敗リスクが高くなります。
特に「ブリーチ+縮毛矯正」「パーマ+縮毛矯正」「ホームカラーorセルフ縮毛矯正」「黒染め」
があると難易度が上がります。また「デザインカラー」でブリーチしている所としていない所があったり、根元のプリン幅が広い場合は薬液塗布の難易度が爆上がりします。
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ブリーチ毛の縮毛矯正が難しいと言われる理由

そもそも縮毛矯正とブリーチは髪に真逆の作用が加わります。
縮毛矯正は熱と還元の作用を応用することで髪の形状を変える施術
ブリーチは酸化の作用を使って髪の色素(メラニン)を分解して髪色を明るくする施術
です。その為、髪内部と外部両方への負担が大きく髪が簡単に切れるようになってしまったり、チリチリになってしまいやすい為ブリーチ毛の縮毛矯正は難しいと言われています。
理論上、ブリーチ毛の縮毛矯正は条件が揃えば出来ます。ただ失敗するリスクは非常に高くなっているので、実際にやってみると理論上可能でも予期せぬ毛髪内部のトラブルが起きてしまう可能性もあります。
出来そうだから何とかなるだろうと軽い気持ちでやってしまっては後悔の原因になります。やるかどうかの判断は美容師さんとしっかり話し合って「失敗するかもしれないリスク」を天秤にかけた上で決めるようにしましょう。
ブリーチ毛の縮毛矯正「ビフォーアフター」実例5選
では実際に「ブリーチ毛だけど何とか縮毛矯正ができた。」そんな方はどんな仕上がりになっているのでしょうか?お客様のリアルな仕上がりを5名ご紹介していきます!

クセはしっかりあるものの根元〜中間上部分の髪の体力がまだありましたので縮毛させていただきました。しっかり伸びましたが、元のダメージもあり髪表面に切れ毛が見られるので、ケアの中でもヘアオイルなどで常に摩擦に注意していただくようアドバイスさせていただきました。

フワフワ・チリチリとしたくせ毛のお客様。リタッチをまめにされている様でダメージは見られますが薬剤の塗り分け難易度が低く、クセ自体もすごく強いわけではないので施術させていただきました。綺麗に伸びましたが髪の乾燥が特に見られるのでホームケアをよりしっかり行うことになりました。

ワンブリーチのレッドカラーをしていたお客様。髪が硬めでゴワゴワしているタイプなので、縮毛矯正後のシャンプートリートメントはフォルムシリーズをお勧めして購入いただきました。ホームケアでしっとりなめらかな髪を維持していただいています。

ブリーチ履歴はあるものの緩めのウェーブで髪の状態も良い為施術することになりました。髪のハリコシがしっかり残っている状態ですと、縮毛矯正をしてもかなり美しく仕上がることもあります。あとはホームケアを徹底して出来るだけ断毛を防ぐのが大切です。

非常に難易度の高い黒髪とブリーチのハイライト。クセも非常に強い方ですが、髪のポテンシャルが高く、かなりダメージに強い髪質でしたので今回は縮毛矯正する事ができました。このカラーだと基本的にお断りする事が多いのですが、髪が強くかなりいい感じに仕上がりました。ですが油断は禁物!今後のヘアケアでしっかり状態を保てるかが重要です。
✅今回施術したのはこちらのメニュー
ハイダメージ毛対応縮毛矯正+髪質改善トリートメント/TRホームケア付
2万6000円(税込)
ダメージレスなエノアオリジナル弱酸性縮毛矯正を使用して、お客様の髪の状態に合わせて調合・繊細に塗布。またこだわりの処理剤で毛髪補修や毛髪強化を行い丁寧にアイロンをして髪を伸ばした後に、毛髪補修と保湿だけではなく毛髪環境・頭皮環境を整える効果が期待出来る髪質改善トリートメントを行う特別なメニューになります。ブリーチ毛への縮毛矯正のほとんどはこちらのメニューで対応させていただく事が多いので、気になる方はお気軽にご相談ください。
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✅ブリーチ縮毛矯正後、必須のヘアケアアイテム一覧
↑髪の状態によってはforフォルムシリーズをお勧めさせていただくこともあります。詳細は担当スタイリストに確認ください。
ブリーチ毛で縮毛矯正が出来ないケース

エノアではダメージ対応の縮毛矯正メニューがありますが、それでも縮毛矯正をかけられない場合があります。そこでここからは縮毛矯正をかけられない主な4つのケースをお話ししていきます!
①ダメージし過ぎていて縮毛矯正がかけられない
濡らした髪を引っ張ってチェックする時に簡単にブツッと切れてしまう場合は縮毛矯正の施術に耐えられないくらい髪が傷んでしまっている証拠です。頑張って何とか縮毛矯正がかかったとしても、後日髪が切れて無くなっていきますので縮毛矯正は基本的にお断りしています。
②黒髪(orワンカラー毛)とブリーチが隣り合っている(または黒髪の範囲が広い)
黒髪部分とブリーチ部分の髪のダメージレベルや状態が大きく違うと縮毛矯正が難しくなってしまいます。
黒髪部分に合わせて薬剤設定すると塗布でブリーチ部分の髪がやばいことになる。逆にブリーチ部分に合わせて薬剤設定すると黒髪部分のクセがほぼ伸びない。です。
「塗り分けをしっかりすれば、、」とも思いますが、髪は1本1本伸びるスピードが違うので根元のブリーチのリタッチをサボるとどんどん境目がまだらになり綺麗に塗り分けて仕上げるのがほぼ困難。ハイライトも同じ理由で1本も逃さず完璧に塗り分けは難しくなっています。
元々髪が強い方でブリーチ1回くらいでしたら出来る場合もありますが、ブリーチ縮毛矯正の中でも特にリスクが高いので推奨しません。
③ホームケアを美容師さんの指示通り出来ない
上手く縮毛矯正がかかったとしても、日常的にダメージを受けて後日断毛してしまう場合もよくあります。ブリーチ縮毛矯正は当日の状態が良くても、日頃のケアを怠ってしまうととても劣化しやすいです。美容師さんの指示通りのホームケアアイテムを使い、ケア方法もしっかり行えない場合は縮毛矯正は控えるのがおすすめです。正直手間だけではなくお金もかかるのでブリーチ毛の縮毛矯正を考えている方はお財布とも事前に相談しておきましょう。
④お客様のブリーチ縮毛矯正リスクへの理解がない
ブリーチのダメージは美容院施術の中でもトップクラスに強いのに加え、ダメージムラが出来やすい施術です。それに加え普段の間違ったケアや日常ダメージがあるので、どんなに美容師さんが完璧な縮毛矯正をしても予期せぬ事が起こりやすいです。
ブリーチ毛に縮毛矯正をする場合そこも考えて気持ち弱めの薬剤選定を行なっていく場合が多いですが、そうするとかかりが弱くクセが残る事も多いですし、弱い薬剤を使ってもダメージムラによって予期せず髪がちぎれてしまうこともあります。そのようなリスクをお客様に理解していただけない場合は残念ながらお断りさせていただいています。
ブリーチ毛の縮毛矯正を失敗する原因とリスク

そもそもブリーチ毛は何より髪が非常に不安定な状態になっています。そしてブリーチも縮毛矯正も髪へ大きな負担をどちらも与えてしまうので「ダメージによって失敗」が起きやすいのはここまで記事を読んでくださった皆さんにはわかっていただけたと思います。ですがさらに
『髪の仕上がりが読めない』
『理論上可能でも予想外のことが起きやすい』
これがブリーチ毛への縮毛矯正で一番怖い部分です。出来そうだと思って完璧な施術を美容師さんがしても失敗してしまうリスクが高い。つまり『失敗が読めない』『失敗した原因さえどれか判断できない』場合もあるんです。
「断られやすい」理由
美容師さんからしたらお金をいただく以上お客様には満足していただきたいです。ですがブリーチ毛の縮毛矯正は失敗するリスクも。そして予想外の事が起きるリスクも非常に高くお客様の後悔に繋がる可能性がかなり高い。そうなるとどうしても「お断り」されやすくなってしまいます。
しかも髪は一度ダメージしたらその部分はどんなにトリートメントを頑張っても再生しません。カットしてなくなるまで、ずっとダメージと付き合い続けないといけないんです。そうなってしまうとお客様のお手入れやスタイリング・金銭面の負担、そしてメンタル面の負担も大きくなってしまいます。
髪の状態は人の心も大きく左右します。美容師としてはお客様に綺麗な髪を通して毎日にときめきを感じて欲しいです。それとは真逆に失敗してしまうリスクが高い施術に関しては美容師側からしっかりお話ししていきますので、それも踏まえお客様にしっかりと判断していただきたいです。
エノアでも最善は尽くしますが失敗するリスクはあります。ブリーチ毛への縮毛矯正をする場合はリスク面もしっかり承知していただいた上で施術を行います。もし「縮毛矯正はやめたい」or「縮毛矯正は出来ない」と判断された場合は別のトリートメントメニューなども含め髪質改善の視点からアドバイスと提案をさせていただきますので、不安な事がありましたら遠慮せず話してくださいね。
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よくある質問集
Q「縮毛矯正とブリーチは同日にできる?」
最初にお話ししたように、縮毛矯正とブリーチは真逆の作用を利用する施術です。その為同日の施術は髪への負担が大きく、場合によっては過剰な化学反応を起こしてしまい事故や怪我の可能性もありますので別日に行いましょう。
Q「縮毛矯正とブリーチの順番どっちが先?」
縮毛矯正とブリーチをどっちもしたい場合は「縮毛矯正から先」にやってあげるのがおすすめです。
ブリーチした後の不安定な髪の状態に縮毛矯正をかけるのは非常に難しいという理由もありますが、何よりもブリーチを先にしてしまうと縮毛矯正をした時にカラーの褪色や変色が起きるので、カラーで綺麗な色合いにしたい場合は縮毛矯正を先にしましょう。
+@どのくらい期間を空けたほうがいい?
同じ時期に行いたい場合は髪の状態が少し安定した1週間ほど後にブリーチをしてあげるのがおすすめです。
Q「縮毛矯正したらブリーチは一生できないの?」
縮毛矯正してもブリーチが一生できないわけではありません。数年かかる事もありますが新しい髪が生えてきて縮毛矯正部分がなくなれば、安心してブリーチができます。
Q「ブリーチして半年経ちました。縮毛矯正は安全にできますか?」
髪は死滅細胞でできているので一度傷んだ部分はトリートメントをどんなに頑張ってもダメージは無くなりません。しかも残念な事に縮毛時のダメージにプラス半年分の日常のダメージも加わった状態です。髪の状態によっては縮毛矯正が出来ることもありますが100%安全とは絶対に言えません。むしろリスクはそのまま残っています。ブリーチ毛に縮毛矯正をしたい場合は美容師さんとしっかり話し合って決めていきましょう。
まとめ

ブリーチ毛の縮毛矯正は髪の状態によって出来るかどうかが大きく変わります。無理な施術は失敗や大きなダメージの原因にもなりますので、しっかりと髪の状態を見て判断していきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
エノアではお客様の髪に合わせブリーチ毛の状態を見ながら慎重に薬剤選定などを行なっていき、ダメージレスな施術を心がけています。また縮毛矯正が出来ない場合は髪質改善の視点からアドバイスさせていただきますので、もしお困りでしたらどうぞお気軽にご相談ください。
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