洗い流さないトリートメントおすすめ5選!美容師が教える使い方と選び方。
2024/06/02こんにちは!髪質改善が得意な美容院ENORE(エノア)です。
ヘアケアとしてメジャーな「洗い流さないトリートメント」ですが、
あなたは「自分に合った商品」を「正しく」使えていますか?
種類も多様で迷ってしまったり、イマイチ納得出来るトリートメントに出会えてない方も多いのではないでしょうか?そこで今回は洗い流さないトリートメントの選び方や使い方。そしておすすめの商品を5つご紹介させていただきます!
こちらの記事を読んで皆さんのお悩みや疑問が解決するきっかけになれば嬉しいです!
目次
洗い流さないトリートメントの効果
洗い流さないトリートメントは使用する商品や種類によって効果は多少変わってきますが、基本的に「保湿」「毛髪補修」「ダメージ予防」の3つの効果が期待できるヘアケアアイテムです!
「保湿」
髪に不足している潤い成分を補ったり、キューティクルを保護する事で髪の潤いチャージと乾燥を防ぎます。
「毛髪補修」
品質の高い商品になると高い毛髪補修力も期待できます。ダメージでスカスカになった髪にアミノ酸(タンパク質)やCMCなどを浸透させ、補修。ダメージの進行を抑える効果もあります。
「ダメージ予防」
普通に生活していても乾燥・摩擦・紫外線などから髪はダメージを受けてしまいます。そんなダメージから髪を守ってくれるのも洗い流さないトリートメントの魅力!
洗い流す必要も無くお手軽にケア出来るのに、
「ダメージケア」と「ダメージ予防」どちらの効果も期待出来る
洗い流さないトリートメントは美容院で髪質改善施術している髪にもピッタリ!
まずは手軽にヘアケアにもこだわりたい方にもおすすめなんですよ。
実際に子育てで忙しく、美容院で髪質改善メニューをしてもらう時間がないけど髪をどうにかしたい、、。そんな方にまずは洗い流さないトリートメントだけ変えてもらい実際にケアをしてもらったら、、こんなに髪の状態が変わりました!!↓
こんなに変わるんです。あまりにも変わってオススメした自分でも驚きましたw
↓ちなみに。こちらの方が使用した洗い流さないトリートメントはこちらです。
洗い流さないトリートメントの種類
洗い流さないトリートメントと言ってもいくつか種類があり、それぞれ特徴が変わってくるのでご紹介しますね!
洗い流さないトリートメントの種類①「ミルクタイプ」
油分と水分がバランスよく配合されているので、しっとりしてもベタつかずさらっとした仕上がりになります。細毛だったり、ふんわりとした仕上がりにしたい方にも使いやすく、髪質を選ばずお使いいただけます。毛髪補修成分が豊富に含まれている商品が多いので髪のダメージが気になる方は是非ご活用ください!
(ミルクタイプに近い効果が期待できるジェルタイプに近い商品などもあります。ミルクタイプより少し水分が多め。)
洗い流さないトリートメントの種類②「クリームタイプ」
油分、水分どちらも含まれていますがミルクタイプよりも油分が多く配合され、しっとりと重めの仕上がりが特徴です。こちらも毛髪補修成分や保湿成分が多く含まれていますが、かなり重めに仕上がるので「髪が硬くしっかりしていて広がりも気になる方」「ダメージが酷くミルクタイプだとすぐに乾燥して広がってしまう方」向きの商品になります。
洗い流さないトリートメントの種類③「オイルタイプ」
ヘアオイルはその名の通りオイルで出来ており保湿性に優れた商品。髪のパサつき、乾燥が気になる方に特におすすめです!配合されているオイルによって効果、仕上がり、他の洗い流さないトリートメントと併用する場合はつける順番が変わってくるので特にしっかりリサーチして自分の髪に合う商品を探しましょう。
また付けすぎるとテカリやベタつきが出てしまうので、適量が分からない方は少量ずつ付け足しながらつけてあげてくださいね。
洗い流さないトリートメントの種類④「ミストタイプ」
ミストタイプは霧状に噴霧して使用します。油分はほぼ入っておらず水分がメインとなっているので、さらっとした仕上がりです。カラーや縮毛矯正、ヘアアイロンなどが普及した現在は、ほとんどの方が髪の乾燥が気になっていますので、仕上げや毛髪補修成分補給・保湿として使うよりは寝癖直しとして使う機会が多いかもしれません。
洗い流さないトリートメントの種類⑤「スプレータイプ」
まずミストは霧吹きで噴霧するのに対し、スプレータイプは高圧の空気やガスなどで中の液体を霧状あるいは泡状にして使用する違いがあります。ミストタイプよりも細かな粒子になり広範囲に広がるので、少量で髪全体に広がるのが特徴!その為、スタイリング後やお出かけ先で手を汚さずに紫外線予防や保湿をしたい方におすすめ。
油分は少なくさらっとした仕上がりなので、ダメージがあまり気にならない方向きのアイテムです。
洗い流さないトリートメントの6つの使い方
①お風呂上がり髪を乾かす前に
乾燥・髪の絡み防止や綺麗に髪を乾かすために。そしてドライヤーの熱から髪を守る為に必ず使いましょう。ただ洗い流さないトリートメントを使っても、髪内部への熱ダメージは防ぐことが出来ません。あくまでも表面だけ。なので徹底的にドライヤーの熱から髪を守りたい方は「低温ドライヤー」を使ってあげるのがおすすめです!
②朝の寝癖直しとして
朝の寝癖直しとして使える洗い流さないトリートメントもあります。髪を濡らして、、トリートメントつけて、、の手間が面倒くさい方におすすめですよ!
ただ寝癖が酷いと洗い流さないトリートメントで寝癖直しをしようとすると余計に時間がかかってしまうので、酷いときは最初からシャワーで髪を全部濡らした方が楽!
またふんわりとした仕上がりになるので、もっとしっとりさせたい方はスタイリング後の仕上げにミルクタイプやオイルタイプのトリートメントを使ってあげるのがおすすめです。
③スタイリングやドライヤー後の仕上げとして
仕上げに使うことでより綺麗な艶とまとまりがアップします。
また乾燥しにくくしてくれるのでヘアスタイルの持ちも良くしてくれますよ!仕上げにヘアオイルを使用する場合は付けすぎるとテカリ・ベタついて大変な事になるので、少しずつ付け足しながら使う様にしましょう。
④アイロン前に
アイロン前につけておいて髪のダメージを抑えることも出来ます。
ただ完全にダメージを防げる訳ではありませんので、毎日頻繁に使ってしまうと髪への負担は避けられません。また、沢山付ければその分ダメージを防ぐわけではありません。なので洗い流さないトリートメントをつけるだけではなく
・必ず乾いた状態でアイロンを入れる
・できれば低めの温度160〜170度くらいで
・ストレートアイロンの板で髪を力一杯押しつぶさない
などアイロンの入れ方も気をつける様にしましょう。また使用するトリートメントは耐熱性の高い成分が含まれているものがおすすめです。
⑤ワックスに混ぜてツヤ感アップ!
ワックスに少し混ぜてあげる事で髪の艶感や保湿力がアップします!特にワックスはトリートメント効果のない商品がほとんど。思っている以上に髪が乾燥しダメージしやすくなってしまいますので、少しだけ混ぜてあげるのもおすすめです。
混ぜた分だけセット力は落ちますので、しっかりとしたセット力が欲しい方は混ぜる量に注意しましょう。
↓トリートメント効果の高いワックスを使いたい方はこちら
⑥お出かけ先でのヘアケアに
お出かけ先で午後になって毛先の乾燥が気になる時もありますよね。そんな時に洗い流さないトリートメントでケアしてあげるのもおすすめです。冬など乾燥している時期は特に髪も乾燥しやすいですから、乾燥を放置しておくと切れ毛や枝毛などが起きやすくなりますし、ダメージが気になる方は特にこまめにケアをしてあげましょう。しっとり綺麗な髪もキープ出来ます!
洗い流さないトリートメントの選び方
①髪質とダメージレベルで選ぶ
髪質や髪のダメージレベルで使う商品が同じでも仕上がりが全く違ってきます。なので、まずは自分の髪に合うタイプの洗い流さないトリートメントを使いましょう。またダメージレベルが高い方は
毛髪補修効果の高い「ミルクタイプ」と保湿効果の高い「オイルタイプ」
の併用がおすすめです。
※ミルクタイプではなく、クリームタイプでも良いですがオイルと併用すると重く、ベタつきやすくなる事。クリームタイプ単品だと仕上がりのコントロールがしにくい方も多いのでミルクとオイルの併用をお勧めしています。もちろん!クリームタイプの方が合っていた方はクリームタイプを使ってあげてくださいね!
髪質×ダメージレベル | おすすめのタイプ |
硬い×ダメージ(多) | 「ミルク+オイル」or「クリーム+オイル」 |
硬い×ダメージ(少) | 「ミルク」or「オイル」 |
普通×ダメージ(多) | 「ミルク+オイル」 |
普通×ダメージ(少) | 「ミルク」or「オイル」 |
柔らかい×ダメージ(多) | 「ミルク+オイル」or「ミルク」 |
柔らかい×ダメージ(少) | 「毛先だけ。軽い仕上がりのオイル」or「スプレー」 |
※こちらはあくまで参考となります。一人一人好みの質感やお悩み、髪の状態は変わりますし商品によっても仕上がりが変わりますのでより詳しく知りたい方は美容師さんにご相談ください。
②使用シーンで使い分ける
使用したいシーンによっても使いやすさが変わってきます。「こんな時に使うトリートメントを探してる!」明確に使いたいシーンが決まって商品選びをしている方は、まず使うシーンに合ったタイプに絞ってから商品選びをすると選びやすくなりますよ!
使用シーン | おすすめのタイプ |
髪を乾かす前に | 「ミルク」「クリーム」「オイル」 |
朝の寝癖直しとして | 「ミスト」 |
スタイリングやドライヤー後の仕上げ | 「ミルク」「スタイリングオイル」 |
アイロン前に | 「アイロン前専用トリートメント」 |
ワックスに混ぜて | 「ミルク」「オイル」 |
日中お出かけ先で | 「スプレー」「スタイリングオイル」「ミルク」 |
※こちらもあくまでも参考として商品選びにご活用ください!どれが良いか悩む方は美容師さんまでご相談くださいね!
おすすめ!洗い流さないトリートメント5選
①ダメージの気になる方「エノア洗い流さないトリートメント2点セット」
18種のアミノ酸やフェザーケラチンなど毛髪補修力とセラミドやフコイダンなど髪に優しく効果的な保湿力を兼ね備えたダメージが気になる方全員におすすめ出来る高補修トリートメントです。
使ってみると「トゥルン」と滑らかで手に吸い付くような仕上がりと艶。まとまり。が人気のトリートメント。ダメージがあまり気にならない方は髪質に合わせてオイル、エマルジョンの単品使いも出来ますよ!
↓商品について詳しくはこちら
②サラッと空気感のある仕上がりに「THREEヘアケア&スタイリングローション」
ダメージがなく、髪が細くて普通の洗い流さないトリートメントだとぺったんこに仕上がってしまう方におすすめの商品です。毛先のしっとり感はありつつ、空気感のあるサラッ。ふわっ。とした仕上がりで、名前にも入っている通り揉み込みながら髪を乾かすと髪に動きが出てスタイリングできる特徴もあります。優しいハーブの香りにも癒されますよ!
(引用:THREEヘアケア&スタイリングローションサイト)
③アイロン前に「Refa リファロックオイル」
アイロンの熱を味方につける。がキャッチコピーのこちらの商品。
熱ダメージを受けにくい成分で構成。さらにキープ力も高いので、アイロンをよく使用する方におすすめの商品です。毛髪補修成分も入っていますが、ダメージが気になる方には少し物足りない感じがあるので「アイロン前」専用として優秀な商品です!
(引用:Refa リファロックオイルサイト)
④スタイリングの仕上げやお出かけ先で「エノアオーガニックスタイリングオイル」
スタイリングの仕上げ用に開発されたオーガニックヘアオイル。
スタイリングの最後に使用すると「しっとり。」濡れるような艶とまとまりが生まれるのに、軽やかな仕上がりでヘアスタイルを崩さず上質な仕上がりになります。また日光・摩擦・乾燥ダメージ予防の効果も期待でき、髪のダメージも防いでくれる商品です。
「もっと綺麗な髪になりたい。」そう考えている方は是非お試しください。
↓商品について詳しくはこちら
⑤広がる髪をしっかりまとまりキープ「mmクリーム」
くせ毛などでまとまりにくい髪を「しっとり」「しっかり」まとめたい方におすすめのクリーム。潤いを感じる艶と毛先のしっとり感がしっかりと出せるのに、重くなりすぎないのが魅力!またある程度ホールド力がありちょっとした束感が出せるので、バームの様な感覚で使用出来ます。
(引用:mmクリームサイト)
洗い流さないトリートメントの上手な付け方
①洗い流さないトリートメントを適量手に取る
適量を手に取ります。ヘアオイルで適量がわからない場合は少しだけ出して、足りなかったら少しづつ付け足していきましょう。
②掌に伸ばす
髪につける前に手のひらに伸ばしておくとムラなく綺麗につけやすくなります。
③一番ダメージしている「毛先」にまず馴染ませる!
髪につける時はまず一番傷んでいる毛先からつけていきましょう。
③次に中間に馴染ませる
毛先の次にダメージが気になりやすい中間に馴染ませます。
④髪の内側(襟足部分など)に揉みこむ
髪の内側に次は揉み込んでいきます。こうする事でトリートメントが表面ばかりに付き、ベタついてしまうのを防止!内側にもつける事で、自然でふんわりとした仕上がりになります。
⑤掌に余った分を前髪に付ける
前髪はベタッと付け過ぎやすいので、最後に手に余ったトリートメントを軽くつけるくらいでOK!
⑥必要な方は髪をとかす
特に髪を乾かす前は髪の絡みを取るためにクシで優しくとかしておきましょう。パーマがかかっている方は手櫛でも大丈夫です!
〜ミストタイプの付け方〜
ミストタイプは広範囲に広がらないので、もし髪全体につけたい場合は手に取ってからつけたほうがつけやすい事もあります。商品によってミストの広がり方も変わってくるので、使用方法を確認したり自分で工夫してみましょう!
①付けたいところを手に取る
②中間から毛先にプッシュ
③馴染ませる
④寝癖直しの場合は指やクシで根元付近に馴染ませる
寝癖の場合、根元から癖づいている場合が多いので根元付近も濡らすために馴染ませていきます。
※アイロン前にミストタイプを付けてそのままアイロンする方がいますが、髪が濡れた状態で高温のアイロンを当ててしまうと水分が一気に蒸発し髪の中に空洞が出来てしまい大きくダメージします。しっかりと乾かしてからアイロンを当てる様にしましょう。
〜スプレータイプの付け方〜
①スプレーを髪から少し離す
②毛先から中間を狙ってスプレー(向きに注意!)
スタイリングの仕上げに使うことも多いので、スプレーを当てる向きに注意して毛先〜中間を狙ってつけましょう。
ふんわりさせたい方→気持ち「下から上」に向かって
まとまりよくさせたい方→気持ち「上から下」に向かって
※付け過ぎない様に!
近づけすぎたり、たくさん付けすぎると頭皮トラブルの原因にもなってしまいます。付ければ付けるほど良いというものでもないですので、適量を付ける様にしましょう。適量が分からない方はまずは気持ち少なめに使ってみて。それぐらいが結構ちょうど良いので!
洗い流さないトリートメントに関する質問集
Q1「洗い流さないトリートメントとヘアオイルは併用できますか?」
併用できますよ!特に髪のダメージが気になる方は
毛髪補修力の高い「ミルクタイプ」
潤い補給とまとまり・艶アップ効果の高い「ヘアオイル」
を一緒に使ってあげる事で、髪のダメージ補修効果を高めつつ、より髪を綺麗に見せる事ができます。オイルタイプとミルクタイプの使う順番については商品の特性や効果で異なってきますので使い方を確認してくださいね!
Q2「洗い流さないトリートメントはどのくらいの頻度で使うべき?」
毎日使ってあげるのがおすすめです!
髪と洗い流さないトリートメントの特性上、トリートメント成分が髪の中に長期間定着するのは難しい為、毎日しっかり髪に栄養補給してあげる必要があるんです。また洗い流さないトリートメントは紫外線や乾燥、摩擦などの日常ダメージから髪を守ってくれますので毎日活用してもらえると効果的ですよ!
Q3「洗い流さないトリートメントはいつ使うのが正解ですか?」
洗い流さないトリートメントは髪質・状態に関わらず
「お風呂上がりや朝シャン後に髪を乾かす前」
「スタイリング前」
は必ず使用してあげましょう。
他のシーンでは髪の状態や目的に合わせて、必要があれば人それぞれ追加で使ってあげるのが◎です!
Q4「洗い流さないトリートメントとヘアオイルどっちがいい?」
商品によりますが、
洗い流さないトリートメント→「毛髪補修成分が多く含まれている」
ヘアオイル→「毛髪補修より保湿が得意」
という特徴があるので、毛髪補修やダメージケアなら「洗い流さないトリートメント」、乾燥防止や艶感アップには「ヘアオイル」と使用目的に合わせて使い分けましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
お手軽な髪質改善とおすすめの「洗い流さないトリートメント」
自分自身の髪質や状態、使いたいシーンによって合う商品は変わってきます。使い方についてはコツを知っておけば誰でも出来る簡単なものですが、商品選びに関してはなかなか奥が深い分、どれを使って良いか悩みどころですよね、、。
今回おすすめの商品や選び方を中心にご紹介させていただきましたが、どれを使おうか迷っている方は是非エノアスタイリストまでご相談くださいね。
この記事が皆さんの疑問や悩みが解決するきっかけになれば嬉しいです!
最後までご覧いただきありがとうございました!