【メンズの硬い髪】髪質改善出来るのか?おすすめメニューとヘアケアアイテム
2024/05/28こんにちは!髪質改善が得意な美容院ENORE(エノア)です。
お客様からお悩み相談をしていただき毎日お客様と一緒にお悩み解決に全力を尽くしている我々美容師ですが、、メンズのお客様から非常に多く相談されるお悩みがあるんです、、それが、、
「硬い髪を柔らかくしたい!!」
というご相談。男性は髪が短い方が多く、髪が伸びると髪が硬い方はすぐに広がってスタイリングしにくくなりますし、髪が広がるからと言って女性のように髪を結ぶ事もあまりしないので硬い髪がとにかく気になりやすいんですよね、、。そこで今回は
「硬い髪に悩んでいる」「髪を少しでも柔らかくしたい。柔らかく見せたい。」
とお悩みの皆さんに是非読んで欲しい記事を書きました。
これからその方法をご紹介していきますが、硬い髪は髪内部から「ダメージレス」「ダメージケア」を美容院メニューやヘアケアで意識してあげないと髪がゴワついて硬く仕上がってしまいます。私達エノアの美容院メニューやヘアケアアイテムはそんな硬い髪と相性がいいものが揃ってますので、是非実際にお試しいただけたら嬉しいです!では早速話していきますね!
↓エノアの髪質改善の考え方について詳しくはこちら
目次
「自分の髪質は硬い?」髪質のチェック方法
いくつかチェック方法がありますが、一番分かりやすいのは指に巻きつけて確かめる方法。
指に髪の毛を巻きつけ、手を離した時に
すぐに元に戻る→「硬い髪(剛毛)」
そのままの状態が続く→「柔らかい髪(軟毛)」
と判断出来ます。「髪が短くて巻きつけられない!」という方は髪の根元付近を爪で折って手を離した時の髪の状態を同じ様に見てみてください。ちなみに硬い髪でも「細い髪」「太い髪」「くせ毛」「直毛」なのかどうかは人それぞれ違ってきますので、硬い髪と言っても全く同じ髪質ではないんですよ。
髪質が硬い原因
髪はカッパ巻きの様な構造になっています。
きゅうり部分→「メデュラ」
お米部分→「コルテックス」
海苔部分→「キューティクル」
そしてその中でも髪の硬さに影響するのが「キューティクル」です。
キューティクルは髪内部を保護するいわゆる防御壁。魚の鱗の様に細胞が何枚も重なっているのですが、硬い髪はキューティクルの層が厚くなっています。キューティクルの枚数が多く重なり合っている程、髪が硬くなっていくんです。
〜硬い髪の特徴〜
・髪にコシがある
・ボリュームが出やすい
・髪の毛にハリがあり艶が出やすい
・ダメージに強い
・カラーやパーマの薬剤が浸透しにくい
・髪が立ちやすい
髪質が硬いことによるメリットもあります。
硬い髪に悩まされている方もいると思いますが、デメリットだけじゃありません。メリットもあります。例えば
・アイロンの熱ダメージやカラーなどの薬剤ダメージにも強く傷みにくい。
・年齢を重ね、髪の老化が始まっても綺麗な髪を維持しやすい。
つまりキューティクルがしっかりとしている為「ダメージに強く」「元々ハリコシもある髪の毛」なので年齢問わず綺麗な髪を維持しやすいのが大きなメリットなんです!とは言っても「髪を柔らかく見せたい。」という思いはあるはず。では実際に髪を柔らかくする事はできるのでしょうか?
髪質を柔らかくすることは出来るの?
年齢を重ねるにつれて髪が細くなる為「昔より髪が柔らかくなったの!」と言われる大人の男性もいらっしゃいますが、髪質は遺伝による原因が主なので髪質自体を人工的に変化させ柔らかい髪を生やす事は難しいです。
生えてきた髪自体を柔らかくするにはブリーチなどで「髪を大きく痛め」髪内部をスカスカにする事で柔らかくする力技もあります。ただそうやって無理矢理髪を痛めてしまうと「パサパサ」「ボロボロ」になってしまい「広がり」「ゴワつき」などの原因になってしまいます。髪自体がダメージにより柔らかくなったとしても、、扱いづらく、どうしようもなくなってしまうので、力技で髪を柔らかくしようとするのはおすすめしません。
なので「硬い髪を柔らかく見せたり」「髪質に合ったアイテムを使って少しでも『滑らか』で『しなやか』な手触りを出す」のが美容師から見た1番のお悩み解決方法です。
髪質を柔らかく見せる方法
①ヘアカラー
色の特徴として黒髪よりも明るい髪の方が髪を柔らかく見せる効果があります。なので髪を柔らかく見せたい方はカラーがおすすめ。暗髪カラーなど少しだけ明るくするだけでも効果がありますよ!特に髪が硬い方は保湿力があるカラー剤を選んであげると、一般的なカラー剤よりも手触りが滑らかでしっとり柔らかく仕上がるのでおすすめです。
↓硬い髪におすすめのエノアのダメージレスカラー
②パーマ
直毛よりも髪にカール感が合った方が髪が柔らかく見えます。なのでパーマスタイルに挑戦してみるのも1つの手!カラーと同じように保湿力の高いパーマ液を使ってパーマをしてもらうと、硬い髪にパーマをしてもゴワゴワせずに柔らかく仕上がりますよ。外ハネなど毛先に少しだけ動きが欲しい方はストレートアイロンでカール感を出すのもおすすめです。
↓硬い髪におすすめの高保湿&ダメージレスな弱酸性パーマ
③縮毛矯正
硬い髪だけではなく、くせ毛でもお困りの方は縮毛矯正をしてあげるとクセが伸び髪の広がりが抑えられて綺麗なまとまりが出て髪の硬い感じが感じにくくなります。クセを伸ばす場合もダメージレスで毛髪補修力の高い縮毛矯正をすると、もっちりと柔らかく自然に仕上がりますので是非こだわってみてくださいね!
↓硬い髪におすすめの弱酸性縮毛矯正
④こまめなカット
髪が硬い方は髪が伸びるとすぐにヘアスタイルが崩れたり、ボリュームが出てしまったり、髪が広がってスタイリングしづらくなってしまいます。そうなると余計に髪の硬い感じが見た目に出てしまいますので、1ヶ月に1回ほどのペースでマメにカットしてあげるのが◎適度な毛量調整や髪質に合ったカットをしてもらえば、見た目もよくなりスタイリングもしやすくなりますよ。
※毛量が多い、髪が硬いからと言って毛量を減らし過ぎると髪がピンピンになって伸びた時に目立ってしまったり、髪に余計なダメージを与える原因になる事もありますので、毛量は取りすぎず適量を意識してください。
お家で簡単に!髪を柔らかくする方法。
①シャンプー&トリートメントは剛毛さん向きのシャンプーを使う
シャンプーやトリートメントは配合されている成分や配合バランスによって仕上がりが大きく変わってきます。ここ最近ではダメージレスで保湿力・毛髪補修力が高い商品も増えてきましたが、硬い髪は実はケラチンなどを補給し過ぎると余計に髪が硬く仕上がってしまう特徴があります。なので硬い髪でお悩みでしたら、洗浄成分や毛髪補修成分以外に「剛毛さん向きのシャンプーかどうか」チェックしてみましょう。硬い髪向けに作られた商品なので仕上がりもしっとり柔らか、ボリュームダウン効果が高かい商品が多いです。
↓硬い髪に悩みの方にはこちらのシャンプー&トリートメントがおすすめ
②洗い流さないトリートメントで髪内部からしっかり保湿
硬い髪は髪の中の潤いとオイル成分のバランスが崩れている事が多く、ゴワつきやすくなっています。なので洗い流さないトリートメントで髪の中のバランスを調整してあげましょう。特にごわつく髪はオイル成分が不足しているので、オイルを少し付けてあげるだけでも髪にしなやかさが出てくると思います。また硬い髪の場合は髪の内部からしっかりとバランスを調整していかないと効果が半減してしまいますので、しっかりと髪の内部から毛髪補修力のある商品を使いましょう。特に市販品の洗い流さないトリートメントは髪表面をコーティングするのに特化した商品が多いので要注意です。
↓硬い髪におすすめの洗い流さないトリートメント
エマルジョン(ミルク)タイプだけの使用でもOKですが、両方使った方が髪の滑らかさやしなやかさが出るのでおすすめです。
③ワックスは保湿力のあるものを使う
一般的に売られているワックスは保湿力がない為、髪の水分・脂質のバランスが余計に崩れてしまい、硬い髪に使うとゴワつきやセットの持ちの悪さに繋がってしまいます。なのでワックスは「保湿力」そして「毛髪補修力」のある商品を使う様にしましょう。また硬い髪の場合はホールド力のある「ハード」タイプを使うのがおすすめです。
↓硬い髪におすすめワックス
髪質が硬いメンズのおすすめの髪型・ヘアスタイル3選
硬い髪には膨らみやすいサイドをカバー出来る「ツーブロック」や、ツンとした束感で硬い髪質を活かせるすっきりとした「ベリーショート」や「ショート」がおすすめです!
アップバング×ツーブロック
サイドの髪が広がりやすい方はツーブロックでさっぱりさせるとかなり楽に。そしておしゃれになるはず!アップバングでさらにスッキリキマります。
ビジネスマンにもおすすめ!爽やかショート
ビジネスマンにもオススメの爽やかショートは前髪を斜めバングにして落ち着いたきちんと感を出すのがポイント。硬い髪に7:3できっちり前髪を分ける髪型をオススメしている場合もありますが、硬い髪だとキッチリ分けるのが難しい方もいるので、さりげなく分かれるくらいの斜めバングの方がスタイリングしやすいです。
男前ベリーショート
髪をすっきり短くカットすると硬い髪に多い、もったりとした重い仕上がりにならずスッキリそた印象に。束感カットをしておけば、ワックスで簡単にスタイリング出来ますよ!
〜あまりおすすめできない髪型はあるの?〜
お客様のご希望に合わせた提案をするのが基本ですので、ダメな髪型はありません。ですが、お客様の髪質や頭の形・顔の形などからスタイリングがしにくかったりヘアスタイルのバランスがすぐに崩れてしまう髪型に関してはあまりおすすめしないこともあります。特に「マッシュヘア」「ロングヘア」「セットが大変な髪型」など、、ですが硬い髪に合わないんじゃないかと思う様なヘアスタイルが絶対にNGというわけではありません。チャレンジしてみたい方はまず気軽に美容師さんに相談してみてくださいね!
硬い髪にお悩みの方の質問集
Q 1「髪が硬くてパサパサしてしまいます。どうすればいい?」
先ほどご紹介したホームケアにプラス。ヘアオイルを小さな容器に入れておいて、お出かけ先で髪のパサつきが気になった時につけられる様にしておくのがおすすめです。特に冬は乾燥しやすく、パサつきやゴワつきが日中気になりやすいので是非お試しください。
Q2「くせ毛+剛毛で悩んでいます。サラサラで柔らかい髪になれますか?」
硬い髪に合わせてくせ毛でも悩んでいらっしゃる方は「弱酸性縮毛矯正」を是非お試しください。くせ毛を伸ばしつつ、もっちりと柔らかなサラサラ髪を手にいれる事ができます。弱酸性縮毛矯正を取り扱っている美容院は全国的に見てわずか3%。かなり貴重です。エノアでもオリジナルの弱酸性縮毛矯正を行なっていますので、くせ毛と硬い髪をどうにかしたい方はお気軽にご相談くださいね!
Q3「毛量が多く髪が硬くて悩んでいる高校生です。スタイリングしにくくすぐに広がります。ツーブロックが良いと聞いたのですが、校則で禁止されています。どんな髪型がいいのでしょうか?」
ツーブロックが校則で禁止されている場合は「ベリーショートのソフトモヒカン」など全体的に髪を短くしてスッキリ男前なヘアスタイルがおすすめ。髪が広がりにくくスタイリングもしやすいですよ。髪も洗いやすく乾くのも早くておすすめです。
Q4「ワックスなし・セットなしで硬い髪でもおすすめの髪型はありますか?」
クセがなく、生え癖による広がりも無ければマッシュヘアなどがおすすめ。セット無しでとなると生え癖や頭の形で、おすすめ出来る髪型がかなり変わってきますので、まずは美容師さんに直接相談するのがおすすめです!
硬い髪と上手く付き合いながらおしゃれを楽しもう!
いかがでしたでしょうか?
硬い髪をもっと柔らかく、おしゃれに見せたい。実際に手触りを柔らかくしたい。そう言ったお悩みを持った男性は結構いらっしゃいます。だけど残念ながら髪質自体を柔らかくすることは難しい、、。
なので美容院メニューやホームケアで硬い髪を柔らかく見せるように。そして少しでも「なめらか」で「しなやか」な手触りにできる様に硬い髪と上手く付き合ってオシャレを楽しみましょう!
具体的なやり方やヘアスタイルの提案に関しては、お客様一人一人変わってきますので是非硬い髪にお悩みの方はエノアスタイリストにお気軽にご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事がお悩みを解決するきっかけになれば嬉しいです!