「ブリーチ毛でも縮毛矯正できる!?」一番人気のメニューはこれです!!
2025/11/28
こんにちは。髪質改善と弱酸性縮毛矯正が得意な美容院ENORE(エノア)青山店店長沼崎です。
ブリーチ毛だけどくせ毛が気になるので縮毛矯正したいとお考えの方結構いらっしゃると思うのですが
「ブリーチ毛に縮毛矯正はできないって断られた!」
そんな経験ありませんか?もしくはそういったお話を聞いて
「縮毛矯正をしたいって言ったら断られそうだしどうすれば良いんだろ?」
なんて頭を抱えている方もいらっしゃいませんか?今日はそんな方に必ず知っていただきたい事をお話ししたいと思います。縮毛矯正もブリーチもとっても髪に負担のかかるメニューです。失敗してしまうと大変なことになりますし、何よりブリーチ毛への縮毛矯正は失敗するリスクがとても高いシビアな施術になります。
ブリーチした髪に縮毛矯正をお考えの方は最後までご覧ください!

エノアは2008年のオープンから弱酸性縮毛矯正を中心に健やかな髪とヘアデザインの両立を追求し続けてきた美容院です。オリジナルの薬剤やヘアケアアイテムの開発なども行なっており年間2万人のお客様が縮毛矯正をしにエノアにご来店いただいています。くせ毛の悩みや髪型の悩みなどお客様の笑顔のために全力でお手伝いさせていただきますので、お悩みの方は是非お気軽にご相談くださいね。
【ハイダメージ毛対応縮毛矯正+髪質改善トリートメント/TRホームケア付】
2万6000円(税込)
※沼崎指名の場合、指名料1100円(税込)がかかります。
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目次
ブリーチ毛に縮毛矯正は無理?断られるの?

ブリーチ毛に縮毛矯正をする事は理論上「可能」です!!
ですが!!!
ブリーチ毛に縮毛矯正をする技術はかなり高度。さらに条件が揃わないとブリーチ毛に縮毛矯正は出来ません。なのでまず髪質やコンディションを的確に判断し、縮毛矯正をする場合はしっかりとした技術力がある美容師さんにお願いすることが大切になってきます。
またなんとか縮毛矯正がかかったとしても、ブリーチ毛はそもそも縮毛矯正の薬剤が作用する髪の中にあるタンパク質の結合(シスチン結合)を一部破壊してしまっています。その影響で縮毛矯正のストレート効果を発揮しづらい+持続力が低下してしまっていますのでご注意ください。
ブリーチ毛に縮毛矯正をするのが難しい理由

ブリーチ毛に縮毛矯正をするのが難しい理由は主に3つあります。
①髪の内部ダメージが大きくボロボロになっている
元々ブリーチと縮毛矯正は美容院メニューの中でトップを争うぐらいダメージの大きい施術。ブリーチをした時点で髪の中は大きく損傷しています。そこにさらにダメージしやすい縮毛矯正をすると取り返しのつかない事に、、。
②薬剤設定など施術が非常にシビア
ブリーチ毛の時点で縮毛矯正の効果を発揮しづらいのにプラスして、髪のダメージにより強い薬剤が使えない、アイロンの熱ダメージにも弱くなっているなど髪へのアプローチが非常に難しいです。少しの判断ミスや想定外の事が起きるとすぐ失敗に繋がってしまいますのでとてもシビアな施術になります。
③失敗する確率がめちゃくちゃ高い
条件が揃っていて、上手な美容師さんにお願いしたとしても物凄く難しい施術になります。その分普通の髪に縮毛矯正をする何倍も失敗する確率が高い。そもそも縮毛矯正は髪を伸ばして艶髪ストレートにする技術ですから、そこを求めているお客様が失敗してしまったらかなりショックですよね。ブリーチ毛に縮毛矯正をする場合、必ずそのリスクをお客様に理解してもらった上でやるかどうかの判断はお客様自身でしていただきます。そのリスクを背負うよりはブリーチ部分がなくなるまでの間スタイリングや美容院トリートメントで対応する方が安心度が高いと思います。
縮毛矯正+ブリーチで起こりうるリスクとトラブル

ブリーチ毛に縮毛矯正をした時にもし失敗してしまった場合起こりやすいトラブルはこちら。
✅ビビリ毛になる
髪が過度にダメージしてしまいチリチリになりビビリ毛になってしまう可能性が非常に高いです。一度ビビリ毛になった場合、基本的にはカットして無くすしか治す方法はありません。
✅髪がちぎれる(良くても枝毛)
ビビリ毛以上に傷んでしまうと髪がちぎれることがあります。表面の枝毛や軽い切れ毛で済めば良い方ですが、酷いと束になってちぎれてしまう事もあります。
✅ストレート効果が弱い
ブリーチした時に髪の中のタンパク質の結合(シスチン結合)が一部壊れてしまっているので、縮毛矯正が作用する部分が少なくなっています。作用部分が少なくなるほどストレートのかかりは悪くなっているので、縮毛矯正をしてもゆるくうねりが残ってしまう可能性があります。
✅持ちが悪く時間が経つとクセが戻る
ストレートの効果が弱いと、最初は伸びていたとしても時間が経つとクセが戻りうねってくる事もあります。ストレートを持続させる髪の体力も残っていません。クセが戻った時に再度縮毛矯正をかけるのはさらにリスクが高くかけ直すのは難しいです。
ブリーチ毛でも縮毛矯正が可能になる条件!

この様にリスクやトラブルが起きやすく、多くの方は縮毛矯正をお断りされる事も多いと思います。非常に残念かもしれませんが、失敗した時髪の毛が今以上にとんでもなく酷い状態になってしまうからです。ただし以下の条件を満たしている場合、縮毛矯正がかけられる場合があります!
⭐️縮毛矯正がかけられる条件⭐️
・濡らしても髪がしっかりしている
・元々しっかりした髪質(剛毛・太毛などキューティクルもしっかりしている)
・髪にハリコシがあり、濡らした状態で指に巻くとすぐに戻る
・クセがあまり強くない(強いくせ毛は薬剤のパワーが必要になるのでブリーチ毛への施術が難しい)
・施術履歴がシンプル(ブリーチ1回のみ、ヘアカラーの回数も少ないなど)
これらの条件が揃っている方でしたら意外と上手く縮毛矯正をかけられます。普通の髪よりも失敗するリスクは多少高くなってはいますが縮毛矯正が得意な美容師さんでしたらお願いすればかけてくれるかもしれません!逆に、、、
🔥縮毛矯正をかけるのが危険な髪🔥
・濡らすと髪がテロテロ
・細毛、猫っ毛、エイジング毛などダメージに弱いタイプの髪質
・施術履歴が複雑(ブリーチを何回もしている、黒染め、パーマ、ホームカラーなどの履歴がある)
・クセがとても強く、薬剤にある程度のパワーが必要
などに当てはまる場合、施術の難易度が爆上がり+リスクが非常に高くなってしまうので、縮毛矯正ではなく別メニューでの対応をおすすめされる事が多いです。ただこういった毛髪診断は自分自身では難しいので、まずは縮毛矯正が得意な美容師さんに診て判断してもらい、その上で縮毛矯正をするかしないかの最終的な判断をしていきましょう。
ブリーチ毛に縮毛矯正をする時おすすめのメニューは?

エノアでも「ブリーチ毛だけど縮毛矯正をかけたい!」とオーダーしてくださるお客様がいらっしゃいます。そんな方には髪の状態に応じて
弱酸性縮毛矯正
健やかな髪や頭皮と同じ弱酸性の性質を持つダメージレスな縮毛矯正です。条件が揃っていて縮毛矯正をかけられそうな方にお勧めする事があります。
弱酸性酸熱トリートメント
ダメージによる髪のうねり、広がりが見られる方におすすめのトリートメントメニューです。毛髪補修だけではなく毛髪「補強」効果が期待できます。こちらを続けていき日頃のお手入れのしやすさや質感アップをしていきながら、健やかな髪を育てていき髪質改善を進めていく方法です。
などのメニューがありますが、エノアでブリーチ毛の縮毛矯正をご希望のお客様に一番人気のメニューが「ハイダメージ毛対応縮毛矯正+髪質改善トリートメント」になります。
「ハイダメージ毛対応縮毛矯正+髪質改善トリートメント」とは?

ハイダメージ毛対応縮毛矯正+髪質改善トリートメントとは
お客様の髪の状態に合わせて弱酸性縮毛矯正と弱酸性酸熱トリートメントを塗り分けたり、ブレンドしてクセを伸ばし美しいストレートヘアを目指す特別なエノアオリジナルメニューです。
施術途中にはブリーチで傷んだ髪の毛髪補強・毛髪補修・質感調整を行うために7種類の中間処理剤を使用。そして仕上げに髪質改善トリートメントをする事で最終調整と「残留オキシ」「残留アルカリ」を除去して髪が傷みにくいように毛髪環境を整えます。さらにお家のホームケアで使えるオリジナルの洗い流すトリートメント付きの特別なメニューになります。

くせ毛を伸ばすのに加えてダメージ部分の補修と強化、今後の髪のコンディションも整えることが出来るので「ブリーチでダメージがあるけど綺麗な髪も手に入れたい。」そんなお客様のお手伝いをさせていただきます。
※「残留オキシ」「残留アルカリ」は縮毛矯正やカラーの後どうしても残ってしまう残留成分です。放置しておいても数週間で自然に消えますが、その間髪や頭皮にダメージを与え施術後の髪のコンディションを乱してしまいます。縮毛矯正をしてこれらの残留成分が発生した時点でしっかりと除去しておくことで、繊細でダメージしやすい髪が傷みにくい毛髪環境作りを行えます。
ハイダメージ毛縮毛矯正の施術の流れ

カウンセリング
毛髪診断をしながらご希望の仕上がりやお悩みなどをカウンセリングしていきます。非常に繊細な施術になりますので、施術履歴や普段のヘアケア、髪の状態などを細かく教えていただけると嬉しいです!
ウェット
髪を一度濡らしていきます。濡れた状態の髪の様子を見させていただき、薬剤をお客様の髪に合わせて調合していきます。
一液塗布
一つ目の薬剤塗布を行います。髪の毛の場所によってコンディションが大きく変わってきますので「根元」「中間〜毛先」の様にお客様の髪に合わせて細かくお薬を塗り分けます。塗り終わったら薬剤を浸透させる為時間をおいていきます。
シャンプー流し
一つ目の薬剤を濯いでいきます。エノアではここでオリジナルの毛髪補修が得意なシャンプーを使用。髪を洗うだけではなく毛髪補修成分の補給もしていきます。
中間処理
7種類の中間処理剤を使っていきます!これがハイダメージ毛縮毛矯正だけで使用する特別な処理剤になります!毛髪の内部補強、毛髪補修、質感調整と外部保護を行う事で「艶」「まとまり」「指通り」を向上。しなやかで柔らかくしっとりまとまる質感を目指していきます。
ドライ
髪を一度しっかりと乾かします。ここでブローを行う事もあります。
アイロン
アイロンでくせ毛を伸ばしていきます。
2液塗布
2つ目の薬剤を使用してストレートの固定と中間処理でアプローチした内部補強の持続力を高めていきます。塗り終わったら少し時間をおいていきます。
流し
薬剤をしっかりと流します。
髪質改善トリートメント
髪質改善トリートメントを行い仕上げていきます。途中で超音波アイロンを使い、髪の奥に毛髪補修成分を浸透。キューティクルの保護、保湿、手触りや艶の最終調整を行い、さらに残留物除去で毛髪と頭皮環境を整えます。
流しと仕上げ
トリートメントを流しドライで仕上げて完成です!お帰りの際にホームケア用のトリートメントもお渡ししますので是非ご活用ください。
実際の仕上がり!ビフォーアフター集
ケース1:定期的にブリーチと縮毛矯正をしているお客様

こちらは4ヶ月前ぶりの縮毛矯正のお客様。定期的にブリーチをしていてブリーチと縮毛矯正を両立されている方です。毛先のブリーチ回数は2回と複数回行っていますが、元々の髪質が太く硬く丈夫なので問題なく縮毛矯正をかけることが出来ました。元々お持ちの髪質によってかなり難易度が変わってくるのがお分かりいただけるかと思います!
ケース2:クセ自体は弱いが毛先がパヤパヤしているお客様

こちらのお客様はクセはそこまで強くないのですが、ブリーチによるダメージで中間から毛先がパヤパヤしてしまっています。元々髪もすごく丈夫という訳ではないので、薬剤設定を慎重に行い繊細に縮毛矯正をかけていきました!
ケース3:クセ強め×髪質強め×ハイライトのお客様

こちらのお客様はクセが強いので、ある程度薬剤パワーが必要になるタイプの髪をお持ちでした。髪が細いと難しい施術でしたが髪がかなりしっかりとしていましたのでハイライト部分も問題なく縮毛矯正をかけることが出来ました!
ケース4:ブリーチ複数回、1年以上前縮毛矯正履歴ありのお客様

中間〜毛先が複数回のブリーチによって髪がビビリ毛になりかけています。さらに1年以上前に縮毛矯正を行ったようで、髪の伸び方にばらつきがある為ブリーチ部分と地毛部分の境目も滑らかに伸びるか非常に難しいお客様でした。薬剤の塗り分けを細かく丁寧に行い美しく仕上がりました。
お値段
ハイダメージ毛対応縮毛矯正+髪質改善トリートメント/TRホームケア付
2万6000円(税込)
ブリーチ毛で縮毛矯正をかけたい方はまずこちらのメニューでご予約ください。エノアでカウンセリングをした時点で、もし髪の状態的に別のメニューの方が良いと判断した場合は担当スタイリストから別メニューをご提案させていただく事もあります。
当日のメニュー変更も可能ですので安心してまずはご相談くださいね!
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ブリーチ毛の縮毛矯正に関する質問集
Q「ブリーチ後縮毛矯正できる様になるまでの期間は?」
髪は死滅細胞で出来ています。死滅細胞とは既に活動を停止した細胞の事で一度傷んでしまうとその部分はトリートメントをどんなに頑張っても元通り治る事はありません。つまり期間は関係ありません。髪が伸びてブリーチ部分がカットで無くなるまで、ブリーチ部分の縮毛矯正は非常に難しくなってしまいます。なので定期的に縮毛矯正をしたい方のブリーチはおすすめしていません。出来るだけ明るい髪にしたい場合はブリーチなしのダブルカラーで対応するなど工夫してあげましょう。
Q「ブリーチと縮毛矯正どっちが先?」
どうしてもやりたい方はまず縮毛矯正が先。そして1〜2週間後にブリーチカラーを行いましょう。
Q「ブリーチ毛への縮毛矯正ってどれくらい持つの?」
普通縮毛矯正は一度綺麗にかかってしまえば、その部分は半永久的に効果が持続します。ただしブリーチ毛の場合髪の体力的にそれが難しい。ストレートをずっと維持できる方もいれば1ヶ月〜2ヶ月、早いと数週間で取れてしまう方もいらっしゃいます。持続期間は個人差がかなりありますので出来るだけ持ちがアップするようにお家でのヘアケアは丁寧に行いましょう。
Q「インナーカラーだけなら縮毛矯正は可能?」
インナーカラーの場合、襟足部分は比較的髪が皆さんしっかりしていますし髪にダメージが出たとしても襟足部分なので目立ちにくい。そのため縮毛矯正のチャレンジのしやすさはあると思います。ただブリーチ毛への縮毛矯正リスクが大幅に下がるという訳ではないですし、絶対大丈夫という確証もありません。失敗は絶対にしたくないとお考えでしたら控えていただくのがおすすめです。それかブリーチは使わずヘアカラーの中でできるインナーカラーにするのはいかがでしょうか?ブリーチほどパキッと鮮やかな表現は難しいですが、ベース部分を暗髪カラーにしてインナーカラーは10〜12トーンの明るい髪色にしても結構おしゃれですよ!
Q「縮毛矯正してたらブリーチは一生できないの?」
縮毛矯正を定期的にやりたいという気持ちがある場合は残念ですがブリーチは控えていただくのが賢明です。一度ブリーチをやってしまうと今後の縮毛矯正に大きな影響が出てしまいますし、髪の状態によってはブリーチが無くなるまで(ミディアム〜ロングだったら数年)は縮毛矯正ができなくなる事もあります。なのでハイトーンカラーにしたい場合は出来ればブリーチなしのダブルカラーなど他の染め方で明るい髪を楽しんだりするのがおすすめですよ!
まとめ

いかがでしたでしょうか?
ブリーチ毛への縮毛矯正は理論上出来ますが、髪のダメージレベルや髪質・過去履歴によって縮毛矯正の難易度は大幅に変わります。なのでまずは縮毛矯正が得意な美容師さんにお願いして髪の状態を見てもらい、出来そうかどうかお話しした上で最終的な判断をするのが安心です。
ブリーチ毛でもくせ毛が気になるそんなお悩みはとってもよく分かります。なので後悔しない為にも是非慎重に考えていただけたら嬉しいです!そしてもし美容師さんに相談したいと思った時はお気軽にエノアスタイリストまでご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事で皆さんの心配やお悩みを少しでも解決出来たら幸いです!!
【ハイダメージ毛対応縮毛矯正+髪質改善トリートメント/TRホームケア付】
2万6000円(税込)
※沼崎指名の場合、指名料1100円(税込)がかかります。
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