【美容師監修】美髪を手に入れる!シャンプーの仕方
2024/06/12こんにちは。髪質改善が得意な美容院ENORE(エノア)です。
本日は美髪を目指す方に必ず観てほしい『シャンプーの仕方』についてご紹介していきます。「美髪になりたいと思っている方」「美髪になるために行動を起こしている方」の中でも、
意外と『シャンプーはいつも何となくやっちゃってる』方がとっても多いです。
だけどヘアケアアイテムなどをこだわるだけだと美髪効果が出にくくなってしまうだけではなく、間違った洗い方をしてしまうと逆効果になってしまう事も、、。シャンプーはヘアケアの基本中の基本。是非しっかりとシャンプーの正しい洗い方をマスターして、美髪を手に入れましょう!
正しいシャンプーの仕方で美髪を手に入れる!
「美髪になりたい!」そう思うとまずはヘアケアアイテムにこだわり始めると思うのですが、それと一緒にヘアケアの仕方も見直してあげるのがおすすめです。特にシャンプーの仕方は要注意!間違った洗い方をしていると
・頭皮や髪が傷んでしまう。
・髪が乾燥してパサパサになる。
・毛穴にシャンプー剤が詰まって元気な髪が生えにくくなる。
・頭皮の炎症や不毛が発生してしまう。
などのトラブルを引き起こしてしまいます。そうなると美髪から遠ざかってしまいますので、是非シャンプーの仕方を見直してみましょう!正しいシャンプーの仕方が出来ると、シャンプー後の髪の仕上がりもアップ!美髪につながります。
では早速「正しいシャンプーの仕方」についてご紹介していきますね。
美髪への第一歩!シャンプー前の準備
美髪を目指すならシャンプー前のちょっとした一手間にもこだわってみてください!
⑴シャンプー前にブラッシングで髪の絡みを取っておく
シャンプー前にブラッシングをして、埃を取り髪の絡みをとっておくのがおすすめ!シャンプー中の髪への負担を減らす事が出来ます。
使用するブラシは「パドルブラシ」や「クッションブラシ」など、ブラシの目が荒く、弾力のある頭皮と髪に優しいものを使いましょう。頭皮マッサージにも使えるので一石二鳥ですよ!
⑵洗浄力が優しく、髪の状態に合ったシャンプーをチョイス
美髪になるには「どんなシャンプー」を使うか?がとっても大切!そこでシャンプーを選ぶ時注目してほしいポイントは3つ!
①洗浄力が優しいシャンプーを使う
洗浄力が強いシャンプーを使うと髪を乾燥させてしまいパサパサに。しかもその後のトリートメントの効果を半減させてしまいます。なのでまずは洗浄力が優しく保湿力の高いシャンプーを選びましょう。アミノ酸系やタウリン系のシャンプーがおすすめです。
②シャンプーも毛髪補修力に注目
毛髪補修と聞くとトリートメントを意識しがちですが、シャンプーの時点で毛髪補修成分をチャージするのが美髪を目指すなら外せません!シャンプーの時点で毛髪補修がある程度出来ていれば、トリートメントのノリも持ちも良くなり美髪力アップ!
③髪質・髪の状態に合った成分バランスの物を
同じくらい優しい洗浄成分、毛髪補修成分を配合していても配合バランスや配合成分によって仕上がりは変わります。それが髪に合っていないと効果が出にくい!例えば、髪が硬くゴワつきやすい髪にはオイル成分多めの配合にすると、しなやかな美髪になります。逆に髪が細くパサつきやすい髪に対しては保湿成分など潤いをキープする成分を補給したい。髪に合わせたシャンプーを選ぶのはとっても大事!分からない方は美容師さんに教えてもらうのもおすすめです!
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髪質や状態に合わせて「髪のゴールデンバランス」を作ってくれるシャンプーです。
※他にも髪質やお悩みに合わせたエノアオリジナルのシャンプー・トリートメントもありますので気になる方は是非お気軽にご相談ください。
美髪になるための「シャンプーの仕方」
ではここから早速シャンプーの仕方を解説していきますね!髪を優しく、丁寧に洗い上げて美髪を目指していきましょう!
⑴シャンプー前のすすぎはしっかり2分間
シャンプー前のすすぎ(予洗い)は最低しっかり2分間行います。すすぎだけで髪の汚れの60〜70%は落ちる為、しっかり濯ぐとその後のシャンプー剤も泡立ちやすくなり節約にもなります!
〜美髪POINT〜
シャワーの温度は38度くらいのぬるま湯で!シャワーのお湯が熱すぎると、頭皮や髪の皮脂を落としすぎてしまい過乾燥の原因に。美髪の為にお湯の温度も注意してみてください!
⑵シャンプー剤を手に取り軽く泡立てる
シャンプー剤をそのまま付けてしまうと、毛穴に詰まりやすくなってしまいます。そこでシャンプー剤を手に取ったらまず手のひらで軽く泡立てましょう。泡立てネットを使うのもおすすめです。
⑶シャンプー剤の付ける位置に注意
シャンプー剤を頭頂部から付けるのはNG!元々頭頂部は髪が細く、薄毛になりやすい。ベッタリ付けてしまうとぺったんこに仕上がりやすいです。なのでシャンプー剤を付けるのは、まず薄毛になりにくい部分!
髪が短めの方 → 襟足から
髪が長い方 → 襟足 or 中間から毛先に手櫛を通す様に付ける
この様にしてください!そこからさらに泡立てていき全体に泡を広げていきましょう。
〜美髪POINT〜
泡立たなかったら1回軽く流し、再びシャンプー剤をつけましょう。洗浄力が優しいシャンプーだと「脂性肌の方は皮脂汚れが落ちないのでは?」と心配かと思いますが、泡立たなかったら流してもう一回泡立てる。そしてしっかり泡立ったら本洗い。そうすれば脂性肌の方でもしっかり汚れを落とす事が出来ます。
⑷洗う時はマッサージ洗いで頭皮を揉み上げるように
頭皮をガシガシ擦る様に洗ってしまうと、頭皮や髪が傷ついてしまうだけではなく、余計な抜け毛を増やしてしまう事にもなります。なので洗う時は頭皮を揉み上げる様にマッサージしながら洗いましょう。頭皮マッサージで頭皮の血行促進にも繋がり、美髪にとって一石二鳥です。
⑸シャンプー後のすすぎもしっかり2分間
シャンプー後のすすぎもしっかり2分間丁寧に行いましょう。
⑹トリートメントは適量取り手に伸ばす
トリートメントは適量手に取った後、しっかり手のひらで伸ばしましょう。これによりトリートメントのムラ付きを防ぎます。
⑺「毛先→中間→内側→前髪」の順につける
トリートメントはつける順番が大切!「トップと前髪はペッタリさせずにしっとりサラサラに仕上げる」「頭皮についてしまう、毛穴詰まり予防」の為にしっかり順番は気をつけましょう。
まず。髪のダメージが気になる「毛先〜中間」に付けたら、次は「内側(表面だけではなく内側にもつける事でベタッと仕上がりにくいです)」最後に手に余ったトリートメントを「前髪」にチョチョッと付けましょう。
トップは頭皮に付きやすいので、この時点では付けません。この後のブラッシングで伸ばしていきます!
⑻目の粗いコームで優しくブラッシングして馴染ませる
目の荒いコームを使って毛先から優しくブラッシング。これでムラなく綺麗にトリートメントを馴染ませます。
⑼トリートメント剤の滑り(ぬめり)が取れるまで軽く濯ぐ
トリートメントの濯ぎはトリートメント剤の滑りが取れ、髪がしっとりしたらオッケーです!シャンプーの様に何分も流す必要はありません。
〜美髪POINT〜
トリートメントを流す時は髪を流した後、しっかり肩や背中も流しましょう。髪から流れたトリートメント剤が体に残ってしまい、肩や背中ニキビになってしまいやすいので!
⑽タオルドライは優しく。上がったらすぐに乾かそう。
タオルドライは髪が長い方はタオルで髪を挟む様に、短い方は頭を抑える様に。髪の水分をタオルで吸収させるイメージで優しく拭きましょう。擦ると髪表面のキューティクルが傷ついてしまいます。そして、その後は洗い流さないトリートメントを付けてすぐに乾かしましょう。
濡れた状態を放置してしまうと、髪が傷みやすいですしキューティクルが荒れた状態で乾いてしまい、髪の艶が出にくいです。しっかり乾かしてツヤツヤにしてあげましょう!
↓詳しくは「シャンプーの仕方」解説動画をご覧ください。
こちらの動画ではアミノ酸シャンプーを使って解説していますが、他のシャンプーにも応用出来るやり方になっていますので是非参考にしてみてください。
美髪になるシャンプーの仕方についての質問集
Q「シャンプーをするときは下向きでいい?」
下向きでのシャンプーを続けていると、「顔や頭皮がたるむ」「ストレートネックになりやすい」「浮腫む」「バスト位置が下がる」などのリスクが高くなってしまいますので、美容の為にも下を向かない様にシャンプーしてあげるのがおすすめです。
Q「シャンプーはどれくらい時間をかけるべき?」
色々な意見がありますが、シャンプー前の濯ぎの時点でしっかりすすげていれば6〜7割ほどの汚れはしっかり落ちていますのでシャンプーで本洗いをする時間は「1〜2分」くらいになってきます。
ただ毛量やヘアスタイルによって時間は変わってきますのであくまでも目安に。
また具体的な時間ではないですが「シャンプーで泡立てて洗う時間の『倍』の時間をかけて、すすぎをしっかりとしてあげるのが大切」なのでシャンプーで意識してみてください。
Q「男のシャンプーで特に注意した方が良いことは?」
いろんな方からお話を聞くと、男性の場合
・シャンプー剤を頭皮に直につける方が多い(薄毛の原因にもなる)
・ゴシゴシ力強く洗いすぎ
・すすぎの時間が短く、流し残しが発生してしまう
こういった傾向が強く、それに伴ってフケなどの頭皮トラブルが起きている方も多いです。男性は脂性肌の方も多いですし、正しく洗ってあげないとトラブルも元々起きやすい!髪が短いといってもしっかりと丁寧に洗ってあげてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
シャンプーもやり方次第で、仕上がりや髪に与える負担は大きく変わってきます。美髪の為には、使用するアイテムだけではなく「シャンプーの仕方」にも注目してお手入れしてみてくださいね!
最後までご覧いただきありがとうございます。
この記事が皆さんが美髪を手に入れるきっかけになれば嬉しいです!