酸熱トリートメントの成分を徹底解説!効果やおすすめな人・注意点を紹介

2025/07/29
酸熱トリートメントの成分を徹底解説!効果やおすすめな人・注意点を紹介

こんにちは!髪質改善が得意な美容院ENORE(エノア)銀座店店長の遠藤です。

酸熱トリートメントは

「聞いたことはあるけど、どんな成分が使われているの?」

そのような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

酸熱トリートメントの成分やその働きをよく理解していないと、思ったような効果が得られなかったり、髪に合わない薬剤を選んでしまう可能性があります。

この記事では、酸熱トリートメントに配合されている主な成分の特徴と役割、さらに注意が必要な人についてわかりやすく解説します。

これから酸熱トリートメントを受けたいと考えている方や、自分に合う成分を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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酸熱トリートメントとは?基本の仕組みを解説

酸熱トリートメントとは、酸性の薬剤と熱の力を利用したトリートメントメニューです。

髪を綺麗に見せたり、手触りを良くしたり、髪にハリ・コシや弾力が出るといった効果があります。

髪の内部まで作用するため、一般的なトリートメントメニューよりも持ちが長いことが特徴。

一般的なトリートメントは主に髪の表面を補修・保湿しますが、酸熱トリートメントは髪の内側まで作用する点が大きな違いです。  

このため、仕上がりの美しさが長持ちしやすいのも特長のひとつです。

▼一般的なトリートメント

▼酸熱トリートメント

酸熱トリートメントは、以下のようなステップで進みます。

  1. 酸性の薬剤(グリオキシル酸やレブリン酸など)を髪に浸透させる
  2. 高温のアイロンを使用し、髪に熱を加える
  3. 髪内部で新たな結合(イミン結合)が生成される

この新たな結合により、髪の内部構造が整い、ダメージが補修・補強されます。

酸熱トリートメント代表的な成分を解説

酸熱トリートメントの薬剤には種類があります。

ここでは、代表的な成分を特徴やメリットと一緒にご紹介します。

成分名特徴効果おすすめな人
グリオキシル酸・強酸性・髪にハリ・コシが出る

・手触りが良くなる

・トリートメント効果が持続しやすい

・ダメージ毛や細毛との相性が良い

・多少のうねりやクセなら落ち着かせられる
・軟毛・細毛の人

・エイジングで髪が細くなっている人

・ヘアカラーをしていない人

・ダメージによる弱いうねりを抑えたい人
レブリン酸・弱酸性〜中性

・グリオキシル酸より効果がマイルド
・髪にハリ・コシ・柔軟性が出る

・髪が硬くならず、弾力のある仕上がりになる

・カラーの色落ちが少ない

・匂いは少なめ
・ヘアカラーをしている人

・くせ毛が気にならない人

・ダメージで髪が硬くごわついている人

・独特な匂いが苦手な人
サリチル酸・弱酸性

・3つの薬剤の中では、最も効果がマイルド
・パーマとの相性が良い・パーマをかけている人

副作用を防ぐために注意が必要な人は?

敏感肌やアレルギー体質の方が、酸熱トリートメントを受ける場合は注意が必要です。

酸熱トリートメントは、一般的なトリートメントに比べて使用する薬剤がやや強めで、さらに高温のアイロンによる熱反応を伴うためです。

そのため、体質的に反応しやすい方は、頭皮や髪への負担が出る場合もあります

不安がある方は、施術前に担当の美容師としっかり相談することがおすすめです。

カウンセリング時にアレルギー歴や過去のトラブルを伝えると、より安心して施術を受けられます。

美容院ENOREの弱酸性酸熱トリートメント

ENOREの弱酸性酸熱トリートメントを特徴、成分、おすすめな人に分けてご紹介します。

ENORE弱酸性酸熱トリートメントの特徴

ENOREの弱酸性酸熱トリートメントは、髪や頭皮への負担を最小限に抑える弱酸性の成分を使用しているのが特長です。

強すぎる薬剤による負担を抑えながら、髪の内側からしっかりと補修し、ツヤとまとまりのある美しい髪を長く保てるのが魅力です。

また、ENOREの弱酸性酸熱トリートメントは1回の施術でも効果を実感できますが、継続することで髪質が安定し、ツヤ感や手触りの良さがさらに長持ちします。

一般的な酸熱トリートメントは、髪が硬くなりやすいため施術回数に制限がありますが、ENOREの弱酸性酸熱トリートメントなら回数の制限なく繰り返し施術が可能に。

髪を傷めることなく、むしろ施術を重ねるごとに健康的な髪に近づけます。  

弱酸性酸熱トリートメントの成分

ENOREでは一人ひとりの髪質やダメージの状態に合わせた施術を大切にしており、複数の薬剤を使い分けています。

その中の一つが、「ベホマ」という酸熱トリートメントです。

髪へのやさしさと高い補修力を両立したこの薬剤は、カラーをした髪との相性も良く、施術後の質感が柔らかくなると好評。

実際に使用しているベホマの成分は以下の通りです。

アレルギーのある方はご参考ください。

ENORE弱酸性酸熱トリートメントがおすすめな人

ENOREの弱酸性酸熱トリートメントは、以下のような人におすすめです。

  • ヘアカラーをしていて、色落ちを防ぎたい
  • 髪のダメージが気になるが、縮毛矯正は避けたい
  • 自然なツヤとまとまりがほしい
  • ケアのたびに髪が美しくなっていく実感を得たい
  • 硬すぎず、柔らかい髪質を目指したい

成分にこだわった本格ケアで、扱いやすく、美しい髪を手に入れたい方は、ぜひ一度ENOREの施術を体験してみてください。

【Q&A】酸熱トリートメントの成分に関する疑問

酸熱トリートメントの成分に関する疑問に答えます。

Q. 成分によって髪にダメージが出ることはある?

A. 成分の種類や使用方法によっては、熱や酸の影響でダメージを受けることがあります。

なかでもグリオキシル酸は強酸性なので、使い方を誤ると負担になります。

Q.酸熱トリートメントに含まれる成分は市販品とサロン専用で違うの?

A. 違います。

市販品は成分の濃度や反応性を抑えていることが多く、美容室で使われている薬剤よりマイルドな仕上がりです。

市販品では効果が十分に得られなかったり、思わぬトラブルが起きる可能性があるため、美容室で施術を受けることをおすすめします。  

Q.酸熱トリートメント後のケアで避けたほうがいい成分はある?

A. 強い洗浄力のシャンプーは避けましょう。

せっかく髪に定着した成分が流れ出やすくなります。

アミノ酸系のシャンプーがおすすめです。

まとめ

酸熱トリートメントは、酸と熱の力を活用し、髪の内部に新たな結合をつくることで、ダメージを補修しながらツヤやまとまりを与える髪質改善メニューです。

その効果を引き出すためには、使用される成分が重要な役割を果たします。  

代表的な薬剤としては、グリオキシル酸・レブリン酸・サリチル酸があり、それぞれに特徴や適した髪質があります。

髪へのダメージを抑えつつ理想の仕上がりを目指したい方には、弱酸性酸熱トリートメントを採用しているENOREがおすすめです。  

専門的な知識とこだわりの成分で、健康的で美しい髪へと導きます。